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サクリファイス
評価:
近藤 史恵
新潮社
¥ 1,575
Amazonおすすめ度:
これは自転車のロードレースを舞台にした物語です。
「ツール・ド・フランス」という言葉は聞いたことがあっても、それがどんな競技なのか全然知りませんでした。この本を読んで、ロードレースと言うのは、長い期間をかけて行われる過酷なスポーツであることがわかりました。
そして他のスポーツと違った勝ち方、価値観はおもしろいです。

チームで何百キロもの距離を走り抜けるのですが、エースを勝たせるため、その風除けのためにだけ走る者、敵のペースを狂わせるために速く走る者、エースの自転車がパンクをしたら自分も止まって自分の車のタイヤを差し出す、でも彼らの名前は残らず、エースだけが勝利者として名前が残る。とにかく徹底したチームプレーなのです。
そして敵味方に限らず、固まって走っているときは、風を受ける先頭を交代しながらしながら走るのです。そして最後の追い込みに入ってからいっせいに勝負に出るのです。
互いに紳士的であることを、もっとも優先するプロスポーツだそうです。
日本では余りなじみがないのですが、ヨーロッパでは大変人気のあるスポーツで、この競技の選手は、日本の野球選手なみの人気なんだとか。

小説では、ある日本のチームの新人選手の目を通して、競技のかけひきの様子や、チームメイトとの交流が描かれていきます。チームのエースは自分にも他人にも厳しく、すばらしい選手なので、主人公は尊敬しているのですが、一方で他のチームメイトから「彼は怖い人だ」と言われたりして、とまどいます。
主人公は着々と実力をつけていき、レギュラーとなって、チームの海外遠征にも出るようになります。そしてその海外でのレースで衝撃的な事件がおきます。
完全なミステリーではありませんが、事件の真相に驚きます。
ロードレースの世界ならではのストーリーでした。
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