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手紙
評価:
東野 圭吾
毎日新聞社
¥ 1,680
Amazonおすすめ度:
ここのところ話題本ばかり読んでいますが、東野圭吾の「手紙」を読みました。
映画になったので、本を読んでいても俳優さんが演技しているように浮かぶのが不思議です。映画を見ていないのにもかかわらずです。
それほど東野圭吾の文章がうまいということでしょうか。

ストーリーはミステリーではなく、兄が犯罪者となってしまった青年の、その後の人生と兄との関係を描いたものです。
両親を早くに亡くし、兄と弟二人だけの家族で、金銭的にも苦しく、もともと苦労はしていたのです。そこで、弟を大学にやりたいばかりに兄が強盗殺人をおかしてしまうのです。兄はすぐ捕まって、刑務所暮らしとなり、毎月手紙を弟に出します。

まだ高校生だった弟は、時には親切な人にめぐりあいながら、なんとか一人で生活し、高校を卒業して仕事につきます。でも身元を隠さなければならない上、保証人となる親や親戚もいないため、まともな仕事につけません。

兄の影から逃げたくて、アパートもかわったりしますが、手紙は届きます。
でもやがて通信の大学で勉強をはじめ、昼間部へ編入も果たします。
けれど何か人並みの世界に入れそうになると、刑務所からの手紙などから兄のことがばれて、そこから去っていかなければならなくなるのです。

いろいろあって本当にかわいそうで、せつないなあと思いつつも、主人公がぐれることなく、いい人に支えられ、ちゃんと暖かい家庭を持って生きていく姿に、すがすがしい感じが残る本でした。

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